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息子が、幼稚園で他の子のおもちゃをもらってくる。
たくさんの、30枚以上はある遊戯王カード。
ポケモンカード。
カブトライジャーの、腕につけるもの。
一時は、息子と娘以外の全員が、小さなゲームの機械を一人一人持ってきて、遊んでいるときもあった。
さて、遊戯王カードは、
相手がいらない、あげるよと言ったのか、息子がほしがってもらったのか。
また、カブトライジャーのおもちゃは、もらった遊戯王カードの中から、いらないカードを10枚ほど渡して、「交換しよう」と言ったと言う。
う~ん。
息子と同年齢の年長さんはいないので(年長は息子ひとり)、
一つ年下の子供から、おもちゃをもらっている。
高いおもちゃではなさそうだし、流行も終わっているみたいだが。
でも、相手の子供の保護者は、いい気がしないのではないか。
息子は、盗んだわけではないが、
私が小学校4~5年のころに、友達のおもちゃを盗んだ話をした。
万引きは、見つかったら親に叱られてヤバクなるとわかっていた私。
でも同じマンションの友達が、母親と姉にかわいがられていることと、おもちゃをたくさん持っていることがうらやましくてたまらなかった。
ある日、友達が、また新しいおもちゃを買ってもらったと、お人形さんごっこに使う白い小さな卵を見せた。
1個ではない、4個くらいあった。
4個も、買ってもらったんだー。いいなあ。
私はそうっと、白い小さな卵を、スカートの下に1個隠して、何気ない振りをして、持ち帰った。
1個くらいなくなっても、わからないだろう。
なにせ、4個もあるのだから、と思って。
翌日、友達が、「卵、1個なくなっちゃったんだけど、知らない?」と聞いてきた。
私は、「知らない」と、答えた。
その後は、普段通りに、一緒に遊んでいた。
しかし、ある日、その友達が私の家に遊びに来た。
「あっ、私の卵だ!」
と、友達が叫んだとき、しまった!と思った。
でも、「買ってもらったんだよ」と、あわてて、言いつくろった。
友達は、にらんだが、それ以上、何も言わなかった。
卵を友達は持ち帰らなかったが、私は、その卵で遊ぶ気持ちがなくなってしまった。
それから20年もたってから、その友達の母親とすれ違い、あいさつをかわした。
そのとき、初めて、気が付いた。
友達は、クラスが違っても、毎年、誕生日パーティに私を招いてくれていた。
しかし、あの事件以来、私を招かなくなったことに。
招かれなかった年、母が、「今年は、呼ばれなかったねえ」と、いぶかしそうに言ったのを覚えている。
私は、ふん、本当は毎年行きたくなかったからせいせいした、と思っていた。
誕生パーティで、堂々と主役を演じることができる友達。
母親やお姉さんが、パーティで彼女を守り立てようとしている姿に、いかに彼女が愛されているかが伝わってきて、うらやましかった。
だから、もう、うらやましい友達の姿を見なくてすむ、と喜んだ私。
なぜ、自分が招かれなかったかの理由には、わざと意識を向けなかった。
息子には、
「お母さんが盗んだことがわかったら、友達は、もう、遊んでくれなくなった」
と、しめくくった。
皮肉そうな表情を、息子は浮かべていた。
ああ、息子も、寂しかったのかな。
おもちゃがほしいんじゃなくて、もっと私に愛されたいと思ってしたことなのかな。
そうか、そうだったんだ。
兄弟げんかをしても、いつも息子ばかり叱ってしまう私。
「大好きだよ」と言っても、息子は私に、「あんまり、好きじゃない」と言う。
息子は本当に、私のことを好きになれなかったんだ、大好きな私のことを大好きと言えないほどに。
それほど、自分が否定されていると、思っていたんだ・・・。
どうしたら、いいのかな?
息子がひざの上に乗ると、重たくて、すぐに足が痛くなる。
だから、息子をすぐ、ひざからおろしてしまう。
後ろから息子が抱きつくと、私の長い髪が引っ張られて痛いので、息子の腕をすぐはずしてしまう。
私の体が痛いから、ではなく、息子は自分が否定されたのだと受け取っていたことだろう。
痛いのはいやだし、あんまり甘えてくると面倒くさいが、
息子を否定しないように、もっと私自身の気持ちを見つめなければ。
なぜ、第1子の息子にだけ、そういう態度をとってしまうのか、自分の気持ちをよく見なければ、また、繰り返してしまう。